当サイトに寄せられた代表的な質問をまとめてみました。

■1:酉の日って何?
中国から伝わった十干(じっかん)十二支(じゅうにし)の考え方を、二つ合せたり一方だけを日時に当てはめたもので、年には酉年、月には酉の月、日には酉の日、時間に酉の刻(江戸時代まで)があります。ですから酉の日は11月に限ることなく12日ごとに巡ってきます。「酉の市」は11月の酉の日に開かれるお祭りとして江戸時代から現在まで受け継がれているのです。
余談ですが、還暦(60才)という言葉を聞いたことがあると思います。これは年に当てはめた十進法の十干と十二進法の十二支が60年間隔で一致する(暦が一巡する)ため、生まれ年とおなじ年回りになる満60才を大きな節目の年としたのです。

■2:一の酉、二の酉とは?
酉の市の祭りは11月にめぐってくる酉の日(→1:酉の日って何?を参照ください)に開催されます。暦の巡りじゅんによって最初の酉の日が11月の始めに来れば酉の市が3回、10日頃になれば2回となるわけです。
それで最初にめぐってくる酉の市を「一の酉」とか「初酉」と言い、2回目を「二の酉」3回目を「三の酉」と呼ぶのです。

■3:三の酉の年は火事が多いっていうけど?
昔から「三の酉の年には火事や吉原に異変が起こる」といわれますが、その理由については諸説あります。くわしくはこのサイトの「洒落て学ぶ」⇒「酉の市豆知識」にアクセスしてバックナンバー第1話に掲載した「吉原通いと三の酉」をご覧ください。このコーナーでは酉の市や、江戸時代の庶民の生活や風俗に関連した豆知識を順次紹介いたしますので、時々のぞいてみて下さいね。

■4:酉の市を開く時間は?
浅草酉の市のお祭りは11月酉の日の「深夜0:00から深夜24:00」の間まるまる24時間ひらいています。くわしく言うと、酉の日前日の夜に続く深夜12時(酉の日の0時)に始まって〜酉の日当日の夜に続く深夜12時(酉の日の24時=次の日の0時)に終了します。ですから酉の市には好きな時間にご来場いただけます。なお、宵宮(前夜祭)は酉の日前日の19:00頃から長国寺境内近くの露店が一部ひらいていますよ。
ただし、この日にち時間帯でお祭りを開いている酉の市は浅草の他いくつかありますが、お出かけになる酉の市の開催者にご確認願います。このサイトのリンクをごらんいただくと浅草以外で開かれる酉の市URLなどが分かります。

■5:露店が開く時間は?
浅草酉の市では長国寺境内近くなら、
1)酉の日前日=夜19時頃から一部の露店が開きます。
2)酉の日 
3)酉の日翌日=深夜午前2時頃まで多数の露店が開いています。
ただし気象条件や曜日により増減があります。

■6:熊手のまつり方は?
お守り熊手や縁起熊手は、どこに飾ったら一番ご利益があるのか気になるところですよね。まず最適な場所から順に申し上げます。
1) 玄関--福を取り込みやすいように入り口に向けて、少し高いところに飾る
2) その他--熊手の正面を南、東、西などに向けて、室内の少し高いところに飾る。
3) お寺や、神社で授かった「熊手守り」なら神棚や仏壇がある場合そこにまつるのも良い。
4) 出来ることなら熊手の正面を北に向けて飾るのは避けたほうが良い。
以上のように言われていますが、上記条件に当てはまらないときは飾ってみていちばん収まりの良い場所にやや高く飾るのが良いでしょう。

■7:熊手を購入できる時間は?
浅草酉の市では、お守り熊手を購入できるのは、酉の日が始まる深夜0:00〜終了する深夜24:00まで。縁起熊手なら、
1)酉の日前日=少ないですが夜21:00頃から売り出す熊手屋さんもあります。
2)酉の日 
3)酉の日翌日=深夜午前1:30頃まで購入できます。
ただし酉の日の早朝3:00頃〜9:00頃の間 対応しない熊手商さんもい ます。

■8:古い熊手はどうするの?
新しい熊手を求めに酉の市にご来場いただくとき、必ず前年の熊手をお持ちください。浅草酉の市では、酉の寺長國寺と鷲神社入口に熊手の納め所がございますので(このサイトの福めぐりのページでマップをご覧いただくと良くわかります)そこにお持ち願います。一年間福を取り込んでくれた熊手ですから感謝を込めて納めてくださいね。酉の寺では納めていただいた熊手を時間毎に浄めていますので納め所に置いていただければ結構です。
なお、浅草以外の酉の市へお出かけの場合は開催者(このサイトのリンクページを参照願います)に「熊手納めについて」とおたずねください。

■9:古い熊手を酉の市の日に納められなかったときは?
酉の市会場の「熊手納め所」に持参出来なかった場合は、ごく小さなものであれば、最寄りの寺社で大みそかや初参りに、お札の御焚き上げを行っていれば、お賽銭を添えてそこに納めると良いでしょう。大きい場合には、一年の福を取り込んでくれた熊手に感謝をした後、お住まいの資源分別のルールに照らし合わせて分解し処分願います。

■10:酉の市に行けなかった。それでも熊手がほしい場合は?
このサイトの酉の市リンクをご覧になって間に合う酉の市におでかけください。(その時には必ず前年の熊手を持参して会場にある熊手納め所に納めてくださいね。)もしくは、「技の匠」にリンクされている熊手商さん、いがらしさん又は面亀さんのサイトからご購入願います。

■11:熊手を買ったら祝儀を出すって聞いたけど?
熊手屋さんへの祝儀はあくまでも慣習であって、決まりではありません。熊手の値段交渉で「まけてよ」「このくらいまでなら」などとやり取りを楽しんだ後、価格が決定し、お宝(お金)を支払うときにその値引き額を祝儀とするのが「粋」な熊手の買い方とされました。
しかし、いまでは「いくら?」と聞くと熊手屋さんの一応のレートに(大きさ、飾りの数とか種類etc)照らし合わせて金額を決めてお客に伝えるところもあるようですので、熊手の売り買いはケースバイケースのようです。馴染みになると価格は熊手やさんが決めて提示してくるようです。
本来的にはご祝儀は、「まけてくれたことの心意気への感謝、自分は今年、来年の福を取り込む熊手を求めることが出来た。熊手やさんもよい年になるようにとの応援」の意味合いがあるのです。
せっかくの熊手買いの機会ですから、値段交渉での熊手屋さんの口上を楽しんで、粋に遊んでみてください。

■12:酉の市のお守りを受けるには申し込みが必要なの?
浅草酉の寺では、酉の市の日に深夜0:00〜深夜24:00(深夜2:00〜朝9:00を除く)の間「お守り受け所」を開いていますので、その時間はいつでもお守りを求めることが出来ます。特別な申し込みはいりません。ご本人だけでなくプレゼントしたい方がいらっしゃれば、いくつでも求めることができます。(ただし「十番札」と呼ばれる十本限定の熊手守りについては申し込みが必要です。)このサイトのご利益項目の「熊手守り・各種お守り」ページでお守りのご案内をしています。ちなみに「お守り受け所」が開いている間は「おみくじ」も引くことができますので試してみてください。

■13:酉の市を休日に開くようにならないの?
浅草酉の市の開催日は11月の酉の日だけです。ですから巡り合わせによってウィークデーだったり休日だったりするのです。なお、他会場では11月の酉の日と限らないところも数多くあります。このサイトのリンクページで各地の酉の市をご案内していますのでご覧ください。

■14:酉の市当日が雨のときは?
浅草の酉の市については、11月の酉の日には人身に危険と思われる悪天候や大地震などの災害でない限り、雨でも雪でも酉の市は開催されます。天候によって延期や中止になったことはないようです。他会場についてはそれぞれの主催者にお問い合わせ願います。このサイトのリンクページで各地の酉の市をご案内していますので参照願います。

 

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